所在地:東京都中野区
工事種別:改装
用途:個人住宅
施工:有限会社 小林工務店
竣工:2005年
築9年のマンションリフォーム。
狭く区切られたL・DK・廊下の壁を取りはらい、1つの大きなLDKとすることで、風がよく通りどの場所にいても窓から差し込む光を感じることができるような開放感のある空間を実現したいと考えた。少しでも有効に使える空間を確保するために、扉は引戸を新設した。引戸には強化ガラス用の金物を利用し、シナ合板(厚み12mm)で製作することによって、扉の厚みを極力おさえている。
室内は均質な白い空間にならないように、天井高やテクスチャーに変化をつけながらも色のトーンや素材感を大切にすることで、軽やかな居心地のよい空間を目指した。